台湾の被災地への支援をはかり、「福建と台湾の友情を深め、共に難関を乗り越える」をテーマにした大型イベントが19日夜、福建省の福州市で行われました。福建省の各界は合わせて8000万元（約12億円）以上の義捐金を寄付しました。

　福建省台湾事務弁公室の鄧本元主任は「福建と台湾が地理的に近く、血縁もあり、文化やビジネスなどの面でも緊密な繋がりを持っている。今回、台湾同胞は台風『モーラコット』の被害を受けた。福建各界の人々がそれに関心を寄せ、同情しており、その気持ちを台湾同胞に届けていくことを希望している」と述べました。

　今回の義捐金は台湾の高雄県、屏東県、台東県、嘉義県、台南県、南投県、嘉義市に送り、復興活動に使われます。（Katsu/村田）