クリントン米国務長官が18日ワシントンで、米国を訪問中のコロンビアのベルムデス外相と会談を行い、コロンビアとアメリカの軍事協定がコロンビアの主権を尊重した上で締結したもので、周辺地域のいかなる国家をも対象としていないと明らかにしました。
クリントン国務長官は、「この協定は米軍基地を設ける目的ではなく、米軍がコロンビアの軍事基地を使用できるためのものである。米軍がコロンビアの軍事基地内での活動、軍事基地を拠点にしたすべての活動はコロンビア政府の許可を得なければならない。コロンビア政府だけが基地の運営を把握している」とし、「この二国間協定は麻薬取り締まり、反テロリズムと組織的犯罪の取締りを目的とし、周辺地域のほかの国を対象としていない」と強調しました。
ベルムデス外相は、「コロンビア政府は麻薬密売の撲滅を目標としている。米国との協力が達成に役立つ」とし、「この協力は両国にだけでなく、北アメリカと全世界の利益にプラスとなる」と述べました。(翻訳:KH)
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