アメリカ国務省が13日に明らかにしたところによりますと、国連安全保障理事会が、朝鮮の核計画とミサイル計画に対して採択した決議の実施に向け、アメリカの安保理第1874号決議の実施を担当するフィリップ・ゴールドバーグ調整官が来週、政府代表団を率いてシンガポール、タイ、韓国と日本を訪れることとのことです。
ゴールドバーグ調整官は記者会見で、「アメリカは安保理の第1718号決議と第1874号決議の実施について、この4ヵ国の政府高官と意見交換を行い、朝鮮を出入りする貨物に対し、陸海空からの検査を行うなど具体的な問題で、共通の認識に達成したい」と述べました。
ゴールドバーグ調整官はこれまでに、マレーシア、中国、ロシアを訪問しており、朝鮮核問題について、ゴールドバーグ調整官は「アメリカは同盟国や協力パートナーと共に、『逆らえない措置で朝鮮半島の非核化と、国連安保理の対朝鮮決議を実現する』ことで緊密な協力を続けていく」考えを示し、「六ヵ国協議の枠組み内で、中国、ロシア、韓国、日本の4ヵ国と協調と交渉を強化することは、朝鮮半島の非核化プロセスにとって極めて重要だ」としています。(翻訳:ヒガシ)
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