アメリカのシンクタンクであるブルッキングス研究所は13日、ワシントンでシンポジウムを行い、アメリカの景気刺激策の効果を評価しました。出席者の専門家は「景気刺激策は効果があった。経済状況はすでに好転しているが、不確定の要素がまだ残っている」と見ています。
ブルッキングス研究所のあるマクロ経済高級研究員は「現在、アメリカの経済のターニングポイントと言えるが、経済回復のスピードについては、まだはっきりしていない。政府は金融機構の問題をまだ解決しておらず、不良債権が残っている。」と述べました。
また、研究所の都市政策の専門家は「全体的に見れば、景気刺激策は効果はあったが、経済の衰退がアメリカのあちこちで異なる影響を与えたことから、政府としては個々に対応するべきだ。また、アメリカの現在の財政赤字を考えると、第二ラウンドの経済刺激策を実施すべきではない」と述べました。(Katsu/大澤)
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