ASEAN・東南アジア諸国連合の加盟国経済相が１４日、貨物貿易の利便化とサービス貿易の自由化を推進し、外国の対ASEAN直接投資を拡大させることで合意しました。

　第41回ASEAN経済相会議が当日、タイのバンコクで開催されました。会議はASEAN貿易利便化の枠組みの建設とASEAN貿易利便化連合協議委員会の設立について共通認識に達し、2015年に経済共同体を設立し、ASEAN共同体の三本柱の一つとすることで合意しました。

　会議の議長であるタイのポーンティワ商業相は会議後の記者会見で「ASEAN経済相が今年2月に調印した『ASEAN貨物貿易協議』は10月に開かれる予定の第15回ASEAN首脳会議が終わった後に発効する。加盟国間の関税減免措置や衛生検疫、貿易施設などの面でより透明かつ公正的な措置を講じる内容が盛り込まれている」と語りました。

　（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）