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中国、少数民族の文化の保護と発展を促進

2009-08-05 15:19:30     cri    























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 中国は56の民族があります。長い歴史の中で、各民族は多種多彩な民族文化を創造しました。これまでの数十年、政府関係者、学者と各民族の人々は、少数民族の文化を保護し、発展させてきました。

 今、お聞きいただいた歌は、王振芳という羌族の女性が歌った歌です。王さんは、歌上手であるほか、刺繍も上手です。四川大地震の後、現地政府の支援のもとで、羌族文化保護地域が立ち上げられ、文化財、無形文化遺産の伝承者は保護の対象となりました。羌族は文字がありませんが、口頭で文化が受け継がれてきました。中国政府は、無形文化遺産の伝承者を保護しています。これについて、文化省の周和平次官は、次のように述べました。

 「羌族文化の文化財と重要な資料を保護する必要があります。文化財の収集と重要な資料の整理を通じて、これらの文化が系統的に保存されます。また、データバンクなどの近代的な技術を使って羌族文化の保存に努めます」

 羌族文化の保護は、中国政府が少数民族の文化を保護する一例です。1949年、新中国の成立後、政府は少数民族文化の保護を重視し、「憲法」、「民族区域自治法」、「文化財保護法」などの法律の中に、少数民族の文化の保護、継承と発展に関する内容があります。

 また、新中国成立後、政府の関連部門と専門家は、少数民族文化の資料を調査し、民族文化保護の基礎を作りました。これについて、中国社会科学院民族学と人類学研究所の何星亮研究員は、次のように語りました。

 「整理された内容には、民族の風習、祝日、音楽、舞踊、芝居、戯曲、サーカス、スポーツなどがあるほか、伝統的な生産技術、天文、彫刻、絵画、刺繍、言語、神話と伝説、物語などもあります。これらの保護活動は、民族文化の保護に役立っています」

 これと同時に、民族学、歴史学と映画撮影所の関係者も、民族地域に入り、ドキュメンタリーを撮影し、少数民族の伝統的な文化を記録しています。また、関連部門は、少数民族の衣食住、芸術、宗教などに関するものを集めて、博物館の中で展示したり、保存したりしています。2005年から、中国は、国家レベルの無形文化遺産を選定し、これまでに55の少数民族の文化が、いずれもこの文化遺産リストに登録されました。

 このほか、中国は少数民族のための大学の数を増やし、大学教育で少数民族文化の継承を試みています。建国60年来、中国の少数民族の文化の保護の成果について、何研究員は、次のように述べました。

 「建国後、特に改革開放政策が実施されてから、少数民族の伝統的な文化を調査し、少数民族とその文化の分布などを科学的に分類して保存してきました」

 近年、少数民族文化の保護にいろいろな挑戦があります。例えば、インターネット、流行歌などの近代的な文化は、少数民族の伝統的な文化と衝突しています。この中で、若い人は伝統的なものを勉強する意欲がなくなり、伝統文化も失われつつあります。何研究員の話では、少数民族文化の伝承に最も重要なのは人間で、特に無形文化遺産の伝承者です。今後、これらの人材の保護が急務だということです。

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