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第五回両岸経済貿易文化フォーラムが開催

2009-07-11 15:14:32     cri    

 第五回両岸経済貿易文化フォーラムが11日、湖南省長沙市で開催されました。「文化・教育」をテーマとする今フォーラムは2日間にわたり、文化教育分野における両岸間の交流と協力の拡大を議論とすることになっています。

 2006年4月以来、両岸は経済をテーマに、これまでに4回ものフォーラムを開催し、多くの共通認識を得ることができました。いま、このフォーラムは両岸交流の一つの重要なものになっています。

 開幕式で全国政治協商会議の賈慶林議長が挨拶で、「今回は初めて『文化教育交流に関する協力の推進と深化』をテーマに、中華文化の伝承と革新や両岸間文化産業の協力、教育交流協力の拡大の三つの議題を設けている。このような内容は、新しい情勢の下での両岸関係の平和的発展のニーズに合致するもので、両岸の多くの人々の共通意思でもある」と語りました。

 賈議長はさらに、「目下、両岸間交流は始まったばかりで、より大きな勢いで伸びていき、大きな発展の余地がある。両岸関係の改善と発展は、文化教育交流と協力により良い環境と条件を整えた」と述べました。

 一方、台湾側の代表団を率い、フォーラムに参加した中国国民党の呉伯雄主席によりますと、過去4年に、両岸各界は経済貿易と文化分野で29項目の共通認識を結び、大陸は58項目の台湾優遇措置を発表しています。また、国際金融危機の背景の下で、両岸が協力を続けることは、経済危機の脱出及び文化教育協力の推進に極めて重要であるということです。

 呉主席はさらに、「国際金融危機にさらされている中、両岸関係の未来を考えるとき、文化交流と融合は、両岸関係の持続的かつ末永い発展及び近い将来実質的な変化が生じる上で肝心なものであることが認識されている」と語りました。

 大まかな統計によりますと、1991年から2008年まで、大陸から台湾への文化交流プロジェクトは4,500項目に上り、延べ4万4千人が台湾に渡っています。また、2008年末時点で、大陸にある大学300校は台湾の100校との間に友好交流関係を結んでおり、台湾の学生2万人が大陸の大学に進学しているということです。文化教育での交流により、両岸における中国文化の伝承と革新が促され、両岸の人々の相互理解が深められ、特に若者の間に心が通じ合う架け橋がかかりつつあると言えましょう。(閣、金井)

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