北大西洋条約機構(NATO)の新しい事務総長・ラスムセン氏が3日、NATO本部で活動の重点を説明し、また、「アフガニスタンやNATOとロシアの関係に重点を置いていく」と指摘しました。
ラスムセン事務総長は「NATOはアフガニスタンの活動を単独ではできず、アフガニスタンでタリバン勢力を取り締まり、再建活動を進めることは国連、EUなど国際組織の支援を獲得する必要がある」とした上で、「私の任期内にアフガニスタン国民が自力で国家の安全と安定を確保することを望む」としました。
ロシアとの関係について、ラスムセン事務総長は「任期内にロシアと本格的な戦略的パートナーシップを樹立することを望む。NATOはロシアの敵ではなく、双方には一部の重大な問題について見解の不一致があるが、これによって双方関係は影響を受けることはない」と表明しました。
(翻訳:HUANGJING)
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