デンマークのラスムセン前首相は8月1日、7月末の任期満了に伴い退任するデ・ホープ・スヘッフェル事務総長の後任として、正式にNATO・北大西洋条約機構の事務総長に就任することになりました。
ラスムセン前首相は8月4日に、就任後初めてNATO理事会会議を開きます。NATOによりますと、今回の会議はアフガニスタンの情勢を中心に討議するということです。
ラスムセン前首相はアフガニスタン情勢が最も敏感な時に就任することになります。この4年の任期で、アフガニスタンのタリバーン武装勢力を打破する最も緊迫したかつ困難な任務を成し遂げることを期待する世論もあります。また、NATOとロシアの関係改善、NATOの新戦略概念の立案なども重視されています。ラスムセン前首相は任命後、「より効果的でより開かれたNATOのために、努力します」と強調しています。(翻訳:劉保生(実習) チェッカー:安藤)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |