NATO・北大西洋条約機構のデ・ホープ・スヘッフェル事務総長は8日ブリュッセルで「NATOとロシアとの関係は正常な軌道に乗った」と表明しました。
これは、スヘッフェル事務総長がチェコのヤン・フィシェル首相と会見した際述べたものです。その際、スヘッフェル事務総長は「NATOとロシアの関係は非常に重要である。NATOとロシアの間には多くの食い違いが残っているが、双方がアフガン問題や核不拡散問題、反テロなどの問題で建設的な協力を行うことができる」と述べました。
また、スヘッフェル事務総長は「NATOロシア理事会が今月末ごろ外相会議を行う予定であるが、ロシアのラブロフ外相がそれに参加する。これは、NATOとロシアが政治的な接触を再開することになる」と語った上で、「11日に行われるNATO国防相会議では、NATOとロシアの関係などの議題を討議する」と明らかにしました(Katsu/吉田)
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