パレスチナを訪問中のアメリカのミッチェル中東問題特使は、27日、ヨルダン川西岸の都市・ラマラで、「中東地区に全面的な和平をもたらすために、全力を挙げていく」というアメリカの立場を表明しました。
これはミッチェル特使がパレスチナのエラカト交渉局長との共同記者会見で述べたものです。これについて、ミッチェル特使は「アメリカ政府は、中東地区に全面的な平和をもたらすために、全力を挙げていく。これには、イスラエルとパレスチナ、シリア、レバノンなどの国や地区との平和、そして中東地区のすべての国とイスラエルとの国交正常化の実現も含んでいる」と強調しました。
さらに、「この目標の実現のために、各国が着実で効果的な行動を取って、一日も早く交渉の軌道に乗せる必要がある」との見解を示しました。これに対して、エラカト局長は、「アメリカは、パレスチナとイスラエルがともに中東和平ロードマップの計画で定められた義務を遵守することを望んでいる」と語りました。(朱丹陽)
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