IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は24日、ケニアの首都ナイロビで、同国のキバキ大統領と会談し、「ケニアの工業化プロセスを促すため、核計画の推進を支持する」との考えを表明しました。
これについて、エルバラダイ事務局長は「ケニアは別のエネルギーを利用しているが、工業化のプロセスを速めたいなら、長期的な視点から核エネルギーの開発を考えることが必要だ」と述べました。その上で、「IAEAはケニアに関連する技術訓練を提供することができる」と強調しました。
これに対して、キバキ大統領は「エルバラダイ事務局長とIAEAは核エネルギーの発展や技術の譲渡などの面で多大な貢献をしている」と評価し、さらに「わが国の農業や牧畜業、医療・衛生、水資源や核エネルギー計画で大きな援助を提供してくれている」と感謝の意を示しました。(朱丹陽)
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