IAEA・国際原子力機関の定例理事会が27日、ウイーンのIAEA本部で始まりました。会議では、主にシリアの核問題について討議します。
IAEAの高官は「シリアに対する圧力を強めるため、会議では、アメリカが何らかの決議を行おうとするだろう。しかし、それは加盟国のほとんどが支持しないだろう」と見ています。
エルバラダイ事務局長は会議で、「アメリカとイスラエルはシリアの疑惑施設に一方的な武力行使を行い、情報提供を行ったが、これはIAEAの調査や判断の妨げになった」と非難しました。
また、エルバラダイ事務局長は、核問題で最大限の透明性を確保するようシリアに求めました。(翻訳:katsu チェック:末永)
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