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中国企業、海外での買収の喜びと悩み

2009-07-24 16:36:07     cri    























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 今年上半期、金融危機は世界経済に深刻な影響を与え、また企業間の合併と買収にかつて見たことがないチャンスをもたらしています。この多国間合併・買収において中国企業は非常に活躍し、自動車やエネルギーなど多くの分野での多国間合併買収活動に積極的に関わっています。

 6月初め、中国四川省の民間企業・騰中重機メーカーはアメリカの大型スポーツタイプ多目的車(SUV)ブランド「ハマー」を買収する見込みだと発表した後、マスメディアの注目を浴びました。これに対し、騰中重機メーカーの楊ギ取締役は、「わが社はここ数年の合併活動を通じて、異なる資源を統合させる経験を備え、今回は『ハマー』を買収することにした」と述べました。

 実は、騰中重機メーカーのような海外企業の合併買収に興味を持つ中国企業は少なくありません。中国商務省のデータによりますと、今年1月から2月まで、中国企業の海外での企業の合併・買収額は200億ドルを突破し、2008年、中国企業の年間海外買収額が205億ドルとなりました。

 中国企業は何故海外での買収にこれほどまで興味をもつようになったのでしょうか。その主要な原因は金融危機の影響を受け、多数の欧米企業の市場価格が大幅に下落し、合併買収のリスクが小さくなったことです。一方、数十年にわたる経済発展によって中国企業の実力がますますアップし、特に、国内市場向けの企業は金融危機の影響が少ないため、まだ強い競争力があります。

 中国社会科学院世界経済研究所国際貿易研究室の宋コウ主任は、「わが国の企業は全体から見れば、まだ転換期に当たり、中核技術が立ち遅れた問題に直面し、ブランドと経営のネットワークはまだ整備されていない。海外での企業の買収を通じて海外市場を拡大することができる」と指摘しました。

 しかし、中国企業の海外での買収の道は平坦ではありません。2008年、中国企業の海外での企業の合併・買収額は205億ドルに達しましたが、投資総損失額が290億ドルを超えました。また、関連データによりますと、過去20年の間に中国の海外での買収案の67パーセントは失敗に終わりました。特に今年6月、中国アルミ(アルミニウムコーポ)がオーストラリアの企業リオ・ティントのOZミネラルズ買収で失敗したことは世界の注目を集めました。

 宋コウ主任はについて次のように話しています。「中国企業は今まで国内経営を中心にし、海外での経営、特に多国間買収の経験が少ない。これは中国企業の今後の発展にとって大きな試練だと思われる」と指摘しました。

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