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ウルムチ 市民生活が平常に

2009-07-14 16:03:59     cri    

 新疆ウイグル自治区のウルムチで起きた「7・5」事件から一週間経ちました。地元住民の暮らしは平常に戻りつつあります。 

 12日、ウルムチ市内で二つの結婚式が行われ、様々な民族の人々が参加し、新郎新婦に祝福を送りました。

 午後3時、この二つの披露宴は市内の同じホテルで行われました。一つのカップルは漢族の呉傑さんと周愛美さん、もう一つのカップルは蒙古族のドウリゴウさんとターナーさんです。披露宴に参加したのは漢族と蒙古族のほか、ウイグル族やカザフ族などです。

 「7・5」事件発生後、この二組のカップルは、12日の結婚式のことを心配していました。漢族の新婦・周愛美さんは、「最初は少し心配していた。しかし、日が経つにつれ、周りの様子がだんだん落ち着いてきた。祖国と同じように新疆も日々発展している地区だ。大事なときにこそ一致団結して、一丸になることが必要だと思った」と当時の心境を語りました。

 二組のカップルはもともと知り合いではありませんでした。式場が一緒になったのは偶然でした。式が進むにつれて、互いに祝福を交わしたり、お酒を勧め合ったりしているうちに、間仕切りの屏風が取られ、二つの式場が一つになりました。

 蒙古族新婦の母親・キキカクさんは、「屏風がはずされてから、二つの披露宴が一つになった。会場の雰囲気は和気あいあいとしていて、カップルも両方から祝福を受けたし、本当にうれしい。とても縁起のいい日だと思う」と語りました。

 来客の中には、アコーディオンを弾く人もいれば、新疆のダンスを披露する人もいました。その中に、伸びやかに踊る男性アリムーさんがいました。「今日はとても感動的だ。民族の団結がより固くなり、私たちはより一つの家族なった」と語りました。

 披露宴は熱気にあふれ、予定した時間を大きくオーバーしました。(朱丹陽)

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