韓国統一省の責任者は10日、朝鮮がこの日、韓国が素直に開城(ケソン)工業団地に関する交渉に対応することについて、「韓国は、朝鮮が直ちに拘束したケソン工業団地の韓国企業の職員を釈放し、誠実な態度を持って素直に交渉することを望んでいる」と語りました。
この責任者は、「ケソン工業団地を安定して発展させる韓国側の立場は変わっていない」と明らかにしました。朝鮮中央特別区開発指導総局の報道官が10日、ピョンヤンで発言し、「素直に交渉するよう韓国に求め、そうでなければ、朝鮮は自ら問題解決する」と明らかにしました。
ケソン工業団地には100ぐらいの韓国企業があり、3万9千人以上の朝鮮人従業者が勤めています。今年6月、朝鮮側は従業員の賃金上げや、土地使用料の前払いを求めた一方、土地使用料を大幅に向上しました。これを受けて、韓国側はこれを受け入れず、朝鮮に拘束された1人の韓国人従業員を先に釈放することを求めました。双方は2回にわたって交渉を行ったものの、意見の食い違いはまだ存在しているということです。(07/11 翻訳者:Lin チェッカー:金井)
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