ホンジュラスのロベルト・ミチェレッティ暫定大統領が7日、アメリカが提出した調停案を受け入れたことを明らかにしました。ミチェレッティ暫定大統領は9日、コスタリカに向かい、コスタリカのオスカル・アリアス大統領の官邸で解任されたセラヤ大統領と会談するということです。
コスタリカのアリアス大統領は同日、このことを実証し、「双方は、今回の衝突を解決する方法について討議する。双方が、次期大統領選を順調に行うため、この問題について意見の一致に達することを期待している」と述べました。
ミチェレッティ暫定大統領は同日、テグシガルパで「ホンジュラス情勢の動揺を一日も早く収めるため、コスタリカに向かって対話によってこの問題を解決する。しかし、これは相談ではなく、ホンジュラスの憲法に符合したものだ」と述べたうえで、「セラヤ氏が帰国することに対しては、相談の余地がない」と強調しました。
アメリカのクリントン国務長官は当日、解任されたセラヤ大統領と会談しました。クリントン国務長官は、「双方は、アリアス大統領がこの問題を調停することを承認した」と述べました。また、クリントン国務長官は「アメリカは、米州機構がホンジュラス情勢の緩和に力を入れることを支持する」と示しました。(万、金井)
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