アメリカのクリントン国務長官は7日、ホンジュラスの政治危機の打開に向けた関係各国による調停交渉を支持する方針を明らかにしました。同じ日、国際刑事警察機構(ICPO)は、ホンジュラスの暫定政権から求められていた、国外追放されたセラヤ大統領の逮捕状の発行要請を拒否しました。
アメリカのクリントン国務長官は7日、セラヤ氏と会談しました。会談後、クリントン長官は、調停交渉を通じてホンジュラスの民主と憲法の効力を回復させることを支持する考えを示しました。また、セラヤ氏とミチェレッティ暫定大統領がコスタリカのアリアス大統領を調停者とすることに同意したと明らかにしました。
また、ミチェレッティ暫定大統領はアリアス大統領とすでに接触しているとしていますが、セラヤ氏の帰国については交渉する余地は少しもないと強調しました。
なお、ホンジュラスの暫定政権はICPOにセラヤ氏の逮捕状の発行を求めていますが、ICPOは7日、内政干渉などを禁止する内部規定にそぐわないとして拒否しました。(鵬)
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