日本の麻生太郎首相は、G8サミットへの出席を間近にひかえ、「国際社会は、気候変動問題の対応にあたる際、協議により解決をはかるという立場を取るべきだ」という考えを示しました。
麻生首相はまた、「主要経済体は、地球温暖化の解決に向けて、責任ある態度で、公平かつ効果的なメカニズムを構築すべきだ。そして、G8の加盟国は、各自の責任と能力の許す範囲内で行動を取るべきであるし、イノベーションや、発展途上国への支援にも取り組む必要がある。日本は省エネ分野において世界をリードしており、発展途上国に対してこの分野での技術支援を行っていきたい」と語りました。
麻生首相はさらに、「世界金融危機の対応については、IMF・国際通貨基金などの国際的な金融機関が重要な役割を果たしていくべきである」とし、「各国はG20サミットにおけるIMF増資の決定を履行すべきだ」と強調しました。(07/07 専門家:田中 翻訳:Yin)
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