新型インフルエンザは世界で引き続き感染が拡大しています。ＷＨＯ・世界保健機関によりますと、北京時間の2日午後10時までに、121の国と地域で合わせて7万7201人が感染したと確認され、そのうち、332人が死亡しました。

　新型インフルエンザ予防・抑制経験交流会議が2日、メキシコのカンクンで開幕しました。ＷＨＯ、パンアメリカ保健機構（ＰＡＨＯ）の関係者や、世界50カ国余りの衛生相が出席しています。ＷＨＯのマーガレット・チャン事務局長は、「今回の会議は新型インフルエンザの予防・抑制に関する経験を総括すると共に、この新型ウイルスがもたらす可能性のある課題の対応策を準備するためだ」と述べました。（翻訳：玉華　チェック：大澤）