会員登録

国際社会、ホンジュラス軍事クーデターを非難

2009-06-30 15:02:37     cri    

 ホンジュラスで軍事クーデター発生後、国連や米州の3大地域組織およびアメリカなどの国や国際機関はこれを非難し、ホンジュラスの憲法秩序を出来るだけ速く回復するよう求めました。

 第63回国連総会は29日緊急会議を開き、ホンジュラス情勢について検討しました。国連のデスコト議長およびラテンアメリカ諸国と地域組織、非同盟諸国会議、欧州連合の代表はホンジュラスのクーデターを非難しました。デスコト議長は、ホンジュラス問題を真剣に考慮し、出来るだけ速く、平和的な手段によって、セラヤ大統領が指導する合法政府を回復するよう促しました。

 中米統合機構や「ボリーバルの代替構想」、リオ・グループの加盟諸国は29日、ニカラグアの首都マナグアで緊急会議を開き、ホンジュラスクーデターへの対応策を討議しました。中米統合機構の輪番議長国であるニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は会議で、「ホンジュラスのロベルト・ミチェレッティ暫定大統領を制裁するため、グアテマラとエルサルバドル、ニカラグアはホンジュラスとの陸地の国境税関を閉鎖する」と述べました。また、この日開かれた「ボリーバルの代替構想」加盟国の緊急首脳会議は、「ホンジュラス暫定政府を孤立させるため、ホンジュラス駐在加盟諸国の大使を召還する」と表明しました。

 アメリカのオバマ大統領は29日演説で、ホンジュラスの軍事クーデターを非難し、セラヤ氏は依然としてホンジュラスの大統領であるとして、「アメリカは米州諸国の機関を含む国際社会と協力して、ホンジュラス国内の政治危機を解決していくつもりだ」と述べました。(翻訳:トウエンカ)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS