第4回多国籍小売グループによる中国製品の発注会が28日、中国東部の都市・南京で開催されました。50社近くの国際小売商や国際有名ブランドが参加しています。大会組織側によりますと、国際金融危機の背景の下、この発注会を通じて、中国の輸出を安定させ、消費を刺激することを見込んでいるということです。
今回の発注会は中国商務省と江蘇省政府の共催によるもので、会期は3日間です。
発注会に参加した国際小売商や国際有名ブランドは購入予定の中国国内販売の商品リストを提出しており、ウォールマート、カルフールなど数社の国際小売商は初めて海外販売用の「中国輸出商品の購入リスト」を提出しました。初歩的な統計によりますと、今回提出された購入リストは1万種類以上の商品に及び、史上最多を記録したということです。
発注会に参加している各グループの責任者は、「国際金融危機によって国際市場の需要が縮少したものの、中国製商品は大きな輸出潜在力を持っている。発注会という場を通じて、多くのプロバイダーを探してみたい」との考えを示しました。
また、国際市場の需要削減による輸出商品の売れ残りを解消するため、28日から年末にかけて、南京、ハルビン、大連など、20の都市で全国輸出商品巡回展が行われる予定です。(06/29 翻訳者:Lin チェッカー:大澤)
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