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中ロ首脳、両国の国交樹立60周年祝賀大会に出席(更新)

2009-06-18 15:36:57     cri    

 ロシアを訪問中の中国の胡錦涛国家主席は17日、モスクワでメドベージェフ大統領と会談しました。胡主席は、「双方はチャンスをつかみ、戦略的な協力を強めていく。中ロの戦略協力パートナー関係の発展は楽観視できる」と強調しました。また、両国の首脳はこの日に行われた中ロ国交樹立60周年祝賀大会に出席しました。

 胡主席は「中ロ国交樹立60年来、両国関係発展は、我々に4つの啓示を与えた。まず、相互信頼と対等な立場を強化すれば、両国の政治関係を深める。また、相互尊重と平等互恵に基づけば、双方の共同発展を生み出す。第三、相互理解と相互支持を堅持すれば、双方の基本的な利益を守れる。第四に、小異を残して大同につくことは、両国関係の長期的で、健全かつ安定した発展を推進することができる」と述べました。

 また、胡主席は「中ロ関係はすでに全面的かつ急速な発展段階に入った。両国関係の速くて良好な発展を促進するため、以下3つのことを堅持すべきだ。まず、相互信頼。次に、大局から見ること。更に、長期にわたり友好関係を堅持すること」と述べました。

 さらに、胡主席は「国際金融危機が拡大しつつある中、中ロ両国が実務的な協力を強め、石油協力プロジェクトをスタートさせ、エネルギーに関する両国の協力をさらに拡大した。また、『中国ロシア語年』の各イベントが始まり、両国の文化交流の新しい1ページが開かれた」と述べました。

 これに対して、メドベージェフ大統領は「国際金融危機はロシアに重大な影響を及ぼし、国際情勢も深刻な変化が起きたが、ロシアは中国と共に、二国間と多国間協力を強め、共同で金融危機に対応したい」と述べました

 双方は会談後、中ロ協力協議の調印式に参加し、当日共同声明を発表しました。

 この日夜、胡錦涛国家主席とメドベージェフ大統領は、クレムリン宮殿で行われた「中ロ関係60周年特別貢献賞」の授賞式と、ロシア国家劇場で開かれた中ロ国交樹立60周年祝賀大会に出席しました。両国の首脳は談話の中で、60年間にわたる中ロ関係の発展を顧み、1996年に中ロ戦略パートナーシップが結ばれて以来両国関係の発展の成果を高く評価し、さらに「両国は伝統的な友情を保ち、それを代々伝えていく。戦略的な協力を強化し、共に中ロ関係の美しい未来を切り開いていく」としています。(翻訳:洋 チェック:吉田)

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