ロシアのメドベージェフ大統領は29日クレムリンで、ロシアを訪問している中国の梁光烈国防相と会談しました。

　メドベージェフ大統領はその際、「ロシアは中国との関係発展をとても重視している。露中両国は戦略的協力パートナーとして、その関係は特別な意義がある。国防安全分野においては、双方は実り豊かな協力をしてきた。この種の協力は軍事同盟の性質はなく、第三者を目当てとせず、両国の根本的な利益に合致するだけでなく、世界と地域の平和と安定にもプラスとなる」と述べました。

　これに対して、梁光烈国防相は、「中露双方は主権や領土保全にかかわる重要な問題で支援しあい、国際問題に対応する中で緊密に協力している。両国首脳が達成した共通な認識にしたがって、両国軍隊の関係をより高いレベルに引き上げていきたい」と語りました。（翻訳：ZHL　チェック：大澤）