中国の孟建柱公安相は19日モスクワで、ロシアのヌガリエフ内務相と会談しました。双方は、中ロ関係の推進や法執行面での協力について話し合いました。
孟建柱公安相は、「今年以来、中ロ戦略パートナーシップは良い発展ぶりを保っており、テロや越境犯罪の取締りにおける両国の実務的な協力も新たな段階に入った。双方の警察と内務部門が密接に協力し、ともに両国の国境地帯の安定を維持していくよう希望する。また、各自の優位性を生かして、情報交換や事件の調査と捜査および人材育成などの面で効率的な協力を展開すべきだ」と強調しました。
これに対し、ヌガリエフ内務相は賛同の意を表し、さらに「ロシアと中国はユーラシア大陸の重要な戦略パートナーであり、両国は上海協力機構の枠組み内で法執行の面での協力と協調がますます強まってきている。ロシアは、同国に滞在中の中国公民の安全と合法的な検疫を非常に重視している。また、中国の五輪当時の安全保障対策の経験を参考にしたい」と述べました。
会議後、双方は、「2009年ー2010年中国公安省とロシア内務省協力議定書」に調印しました。
(翻訳:洋 チェック:金井)
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