ブラジル海軍のローレンス報道官は13日、北東部のレシフェで行われた記者会見で、「ある商船が当日、エールフランス墜落機の残骸に疑似する一部の浮遊物を回収した。そして、この日、また２１体の搭乗者の遺体がレシフェに収容された」と述べました。

　この商船はウルグアイの首都モンテビデオ発で、イギリス行く途中でこれら浮遊物を回収したとのことです。船長はE-mailでこれら浮遊物の写真を送りましたが、現時点では、エールフランス機の残骸であるかどうか確認されていません。

　ブラジル地元のテレビの１３日の報道によりますと、捜索２回目に発見された搭乗者の遺体２５体のうち２１体が当日午後、レシフェに収容されたということです。

　エールフランスエアバスA330型旅客機は、１日午前大西洋上で行方不明となり、中国の乗客９人を含む搭乗客２１６人、乗組員１２人が乗っていました。現時点では、ブラジルとフランス軍側が合わせて５０体の遺体と飛行機の一部の残骸を回収しています。（翻訳：トウエンカ）