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ブラジル、仏機事故の犠牲者の遺体の識別作業を開始

2009-06-10 13:10:15     cri    

 ブラジル軍当局が9日明らかにしたところによりますと、同国警察局はノローニャ島でエールフランス航空の墜落機の犠牲者の遺体を識別する作業を始めたということです。

 9日午前、16人の遺体がノローニャ島に運ばれ、8人の法医学者が検死作業を始めました。全ての遺体が番号をつけられ、遺留品の衣類や指輪、証明書、刺青などが写真で記録され、指紋や遺伝子物質も採取されました。

 初歩的な検死を受けた後、これらの遺体はこの日、ブラジル東北部のレシフェに運ばれ、地元の病院で解剖検査を受けます。犠牲者の身分が判明できない場合、関係者は遺族の唾や毛髪、血液などを採取し、DNA判定を行う可能性があります。

 このほか、ブラジル海軍と空軍は9日夜、レシフェで記者会見を開き、これまで41人の犠牲者の遺体を発見したと発表しました。

 ブラジル軍当局のカルドーゾ報道官は、「レシフェに運ばれた16人の遺体のほか、25人の遺体がブラジルの軍艦『ボシシオ号』に置かれており、同艦は11日にノローニャ島に到着する予定だ」と明らかにしました。(翻訳:洋 チェック:金井)

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