カナダのモントリオールで開催される第15回アメリカ州国際経済フォーラムに出席しているOECD・経済協力開発機構のグリア事務局長は8日、「国際金融危機は世界経済にはかり知れない影響を及ぼす」と述べました。

　グリア事務局長が当日、会議前の記者会見で「今回の金融危機の影響は計り知れないもので、根本的な変化をもたらす可能性がある。今後も各国が貸付不足、就業率減少などの問題に直面することになる」として各国政府に対応措置を講じるよう呼びかけました。

　グリア事務局長はまた「世界経済は今年の末来年の初めに再び復活する印象もある」と述べました。

　（ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）