アジア開発銀行の年度会議が2日、インドネシアのバリ島で開かれ、主に金融危機対策などの議題について検討しています。
3500人を超えるアジア開発銀行の各加盟国からの政府高官、学者及び非政府組織のメンバーが出席しています。年度会議で最も重要な第42回アジア開発銀行理事会年度会議は4日から5日にかけて行われる予定です。通常の議題のほかに、理事会はアジア開発銀行が増資してから、いかに援助方法を改め、発展途上国の経済低迷脱出を支援するのかについて、重点的に検討するものです。
アジア開発銀行の黒田東彦総裁は2日、総額30億ドルに上る迅速な貸出制度を設け、発展途上国の経済刺激対策に短期予算支援をする計画を明らかにしました。
また、A型インフルエンザのアジア経済に対する影響について、黒田総裁は、「今後の予測は困難だが、必要な援助には応じる準備がある」述べました。(翻訳:ヒガシ)
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