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NATO、グルジアでの軍事演習を中止せず

2009-05-05 15:05:21     cri    

 フィンランドを訪問中のNATO ・北大西洋条約機構のヤープ・デ・ホープ・スヘッフェル事務総長はヘルシンキで、「NATOはグルジアでの軍事演習を中止ことは出来ない」と述べました。

 これはフィンランドのハロネン大統領と会談後の記者会見で述べたものです。デ・ホープ・スヘッフェル事務総長はその中で、「NATO と ロシアの関係に低迷期があったものの、ロシアはNATOを必要とし、NATOもロシアを必要としている。双方に意見の食い違いが存在していても、厳粛なパートナー関係を保たなければならない。ロシアはこの点をはっきりと認識するべきだ」と述べました。

 また、デ・ホープ・スヘッフェル事務総長はハロネン大統領と、フィンランドがアフガニスタンにおけるNATO の平和維持活動への参加などの問題について討議しました。ハロネン大統領は、「8月に行われるアフガニスタンの大統領選挙は非常に重要だ。大統領選挙を順調に行うため、フィンランドは100人の平和維持部隊を増派する」と述べました。

 なお、NATOは今月6日から6月1日まで、グルジアで軍事演習を行う計画ですが、ロシアからの強い反対にあっています。ロシアのメドベージェフ大統領は4月17日に、「NATOがグルジアで軍事演習を行うことは誤っており、危険な決定であり、ロシアとNATOの全面的な接触の復活に影響している」と述べました。(翻訳:トウエンカ)

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