外務省の馬朝旭報道官は19日、定例の記者会見で、「アメリカは台湾、チベット、香港などの問題で中国の内政を干渉している。中国はこれに断固反対する」と強調しました。そして、これらの問題を慎重かつ適切に処理するよう、アメリカに求めました。
これについて、馬朝旭報道官は、「このほど、アメリカ議会が2010年度、2011年度の財政に関する国務省法案を打ち出した。これにに盛り込まれた中国に関する内容は国際関係の基本原則、中国・アメリカ間の3つのコミュニケ及びアメリカの承諾に背くもので、台湾、チベット、香港などの問題で中国の内政を干渉した。中国はこれに断固反対し、すでにアメリカと厳正な交渉を行っている」と述べました。
さらに、中国の立場について、「両国の協力関係に影響を及ぼさないよう、アメリカは慎重かつ適切にこれらの問題を処理し、中国に関連する内容を削除するよう求めている」と強調しました。(朱丹陽)
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