中国国民党の呉伯雄主席が率いる訪問団は25日、北京に到着しました。中国共産党中央の胡錦涛総書記は26日、呉伯雄首席と会談を行います。海峡両岸の学者たちはメディアに対し、両党の指導者の会談が新たな成果を上げることを期待していると表明しました。
学者たちは、「これは、共産党と国民党の指導者の今年初めての会談だ。今回の会談での重要な成果は必ず、海峡両岸の各界および海外からの注目を集めるだろう」としています。
中国社会科学研究院台湾研究所の王建民研究員は、「胡錦涛総書記と呉伯雄主席の会談は重要な意義があり、特に両党の今後の交流の強化と発展にとって、大きな役割を果たすだろう」と述べました。
また、同研究所の朱衛東副所長は、「両党が交流と対話を強化することは、相互信頼の増進や両岸関係の平和的発展を推し進めることになる」との考えを示しました。
呉伯雄主席の今回の大陸訪問は台湾の各界からの注目と賛同を得ています。台湾淡江大学大陸所の張五岳所長は、「去年の5月から、両岸関係は迅速かつ健全に発展してきた。これは海峡両岸の人々の願いに合致している。今後、両党は、政党間交流の制度化を推し進め、政治的相互信頼を深め、引き続き両岸関係の平和的発展に貢献していくべきだ」と語りました。(翻訳:洋 チェック:安藤)
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