中国財政省の李勇次官は26日、ワシントンで、先進国が発展途上国などの世界銀行での発言権を大幅に向上させ、世界銀行改革プロセスを加速するよう呼びかけました。
李勇次官はこの日開かれた世界銀行とIMF・国際通貨基金の関連会議で発言した際、「このほど開かれたG20ロンドンサミットで世界銀行の改革プロセスを加速する要求が提出された。中国は、各国が発言権と代表性の改革を推進し、発展途上国などが先進国と平等な投票権を持つという目標の実現を期待している」と述べました。
また、李勇次官は、「制度上問題を抱えた不合理な国際通貨システムが金融危機の根源である。中国は、国際準備通貨発行の調整体制を確立する一方、主要準備通貨の為替レートの相対的安定を維持し、国際通貨システムの多元化と合理化を促進すべきだと考えている」と述べました。(翻訳:玉華 チェック:米村)
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