WHO・世界保健機関は19日ジュネーブ本部で、ワクチンを生産する世界の30社の企業の代表と、新型インフルエンザ・ワクチンの生産や供給について会談しました。
会談で、WHOのマーガレット・チャン(陳馮富珍)事務局長と国連のパン・ギムン事務総長は、新型インフルエンザ・ワクチンの平等に供給することの重要性を強調しました。各企業の代表はWHO と協力し、発展途上国へのワクチン供給を確保することを表明したほか、WHO の命令を受ける次第、ワクチンの生産に入ることを明らかにしました。
会談後の記者会見で、マーガレット・チャン事務局長は、「各ワクチン生産企業はすでにWHOと の協力に真剣に約束をした。その中には、ワクチンを寄付する企業もあれば、一定量のワクチンをWHO の調達に用意しておく企業、また安い価格で貧困諸国に提供する企業もある」と述べました。(翻訳:トウエンカ)
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