WHO・世界保健機関は18日、「発展途上国の衛生面にやや問題があるので、警戒意識を高め、新型インフルエンザの予防を重視しなければならない」と呼びかけました。
当日、WHO・世界保健機関のマーガレット・チャン(陳馮富珍)事務局長は第62回世界衛生大会で、「これまでのところ、今回の新型インフルエンザは、インフルエンザの検査と症例の報告ができる国で発生している。しかし、メキシコ以外の国では、新型インフルエンザに感染し重篤化、あるいは死亡した患者は、多くが何らかの持病がある人である。現在、慢性病の患者と死亡した人は、85%以上が中・低収入国家に集中している」と述べました。
また、マーガレット・チャン事務局長は、「各国が新型インフルエンザーに注目し、発展途上国を支え、発展途上国の人々が新型インフルエンザの最大の被害者になることを防ぐ」ことを呼びかけました。(オウギ、安藤)
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