新型インフルエンザ(H1N1)が世界で引き続き広がっています。北京時間の19日午前9時現在、世界の41の国と地域で8829人の新型インフルエンザ患者が確認されました。そのうち、日本国内で確認された患者は163人に上りました。WHOのマーガレット・チャン事務局長は18日、「新型インフルエンザは引き続き拡大していくだろう。ウィルスの変異およびその他の不確定要素があるため、国際社会は決して油断してはいけない」と述べました。
アメリカ疾病予防センターが18日発表した最新データによりますと、アメリカで確認された患者は5123人に達し、死亡したのは5人です。現在、新型インフレはすでにアメリカの48の州まで蔓延しています。
メキシコ保健省は18日、これまで確認された患者は3646人に達し、そのうち70人が死亡だと発表しました。
現地時間18日夜現在、日本国内では163人の感染が確認され、そのうちの159人が関西の兵庫県や大阪府に集中しています。感染は最初に感染者が出た学校から地域に拡大する傾向があります。現在、兵庫県と大阪府内で、休校した或いは申請中の幼稚園、小中高等学校は4000校に上り、144万人の学生や児童に影響を及ぼしています。
また、ギリシャ衛生省は18日、「ギリシャでは初の新型インフルエンザ患者を確認した」と発表しました。この患者は海外への渡航歴があるということです。
そのほか、フランスは18日新たな患者1人を確認し、全部で15人に上りました。(翻訳:ooeieiチェック:大澤 慶子)
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