中国の胡錦涛国家主席は15日午後、北京で行われた持続可能な発展問題検討会に出席した社会主義インターナショナルのパパンドレウ議長と会談しました。胡錦涛主席は、中国共産党と社会主義インターナショナルが共催した持続可能な発展に関する問題検討会を十分に認め、双方の関係を高く評価しました。

　胡錦涛主席は、「社会主義インターナショナルは国際社会の一つの重要な力だ。世界平和と発展の推進や南北協力の促進などの問題に対して、中国共産党と社会主義インターナショナルは、同じ意見をもっている。双方はハイレベル会合を強化し、相互理解を促進し、協力を拡大する。国際金融危機に直面している今、永久的な平和、調和がある世界を作ることに力を入れるべきだ」と述べました。

　これに対して、パパンドレウ議長は「社会主義インターナショナル及び加盟国は、中国経済社会の建設が収めた成果を高く評価し、国際的な活動中での中国の役割を重視している。中国共産党と共に、世界平和を守り、持続可能な発展を実現することに貢献したい」と述べました。(万、大澤)