中国外務省の何亜非次官とアメリカのスタインバーグ国務副長官は13日、ワシントンで、政治協議を行い、中米関係や地域問題などについて意見を交換しました。
何亜非次官は、「中米両国は、金融危機の対応を含む多くの分野で共通利益を持っており、対話と協力を強化する必要がある」と述べました。
これに対して、スタインバーグ国務副長官は、「アメリカは、米中が広い分野で協力を強化することは、両国ないし世界にとって非常に重要だと見ている。アメリカは中国と共に、両国関係の発展を推進していきたい」と述べました。
また、何亜非次官は台湾問題やチベット問題での中国の原則的立場を表明した上で、「双方の中心的な利益を尊重することは中米関係の安定した発展を確保する要だ」と語りました。
これに対して、スタインバーグ氏は、「アメリカは今後も、『一つの中国』の政策に従って台湾問題に対応し、両岸関係の改善を支持する。また、チベット問題に関するの中国の立場を重視し、この問題を適切に対応する」と語りました。
また、双方は朝鮮半島核問題、南アジアの安定、イラン核問題、気候変動問題などについても話し合いました。(翻訳:玉華 チェック:安藤)
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