在中国日本大使館は8日午後、北京で、四川大地震の復興援助について記者会見を開き、経済部の片山和之公使は席上、「今後も引き続き最大限に復興協力をしていく」と表明しました。
片山公使は、「日本は地震の被害を数多く受け、被災者の苦しい気持ちが良く分かる。復興までに時間がかかるが、日本政府も国民も最大限に協力していきたい」と語り、「ぜひ力強く生きて、暮らしてもらいたい」と被災者に応援のメッセージを送りました。
片山公使は、「四川大地震は中国の胡錦涛国家主席が訪日直後に起き、両国は全面的な戦略的互恵関係の構築をめぐり、70項目にわたる協力事項で調印し、ともに協力しながら発展し、アジアと世界に貢献していく」考えが確認された中で、日本政府は「被災者に対する暖かい気持ちを表し、現地で苦労している人たちを少しでも助けたい素朴な気持ち」から援助を実施したと振り返りました。
なお、日本大使館筋によりますと、宮本雄二日本大使は中国政府の招きで、大地震からちょうど一年にあたる5月12日、四川で行われる関連行事に出席するということです。(王小燕)
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