中国疾病コントロールセンターの首席専門家・曽光教授はこのほど、全世界の一致した対応こそ、A型インフルエンザ(H1N1)の蔓延を抑える上のカギだと指摘しました。
曽光教授は、「今回のインフルエンザの蔓延範囲はSARSを超えたものの、実際のスピードはそれほど速くなかった。その重要な理由は各国がそれぞれウィルスの流入を封じ込める対策を打ったからだ」と話しました。
WHO・世界保健機関がこのほど、第二回の流行がさらに勢いをつけて広げるという予告に対して、曽教授は、「WHOの警告は歴史的根拠があるもので、警戒をおろかにしてはならない」と強調し、さらに、「人を対象にしたワクチンだけでなく、豚のワクチン開発も同時に取り組むべきだ」としました。(翻訳:Yan)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |