国連安保理は先月30日、全会一致で、国連スーダン派遣団(UNMIS)の任期を一年先の来年4月30日までに延長するという決議を採択し、関連各者が『包括的和平協定』を「全面的で、速やかに」実行していかなければならないと強調しています。
決議は、安保理は「スーダンの主権、団結、独立と領土の保全」及び地域全体の平和事業に対する約束を改めて強調し、平和と安定に妨害するいかなる暴力行動も非難し、スーダン南部での女性と児童を対象した暴力行為に憤りを感じるとしています。
国連のパンギムン事務総長は先月17日、安保理に提出した審議報告で、スーダン南部はいま、「全般的に見ると、治安状況は依然として脆弱で、予測不能なものだ」とし、「国際社会と関連各者が地域の平和と安定にプラスとなる環境を作り出すよう共に努力していこう」と呼びかけています。(翻訳:Yan)
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