シリアのバッシャール大統領は26日、首都のダマスカスで中国の楊潔チ外相と会談を行いました。
バッシャール大統領は会談中で、「中国は国際社会で積極的に活躍している重要な力となっている。シリアは、中国が中東問題を重視し、しかもそれを前向きに推し進めていることを高く評価し、中国と共に中東和平プロセスの推進に取り組んでいきたい」とし、「シリアと中国がよい関係を保っている。シリアは、中国がゴラン高原の問題に対して公正の立場を持っていることに感謝する。中国の台湾問題に対する立場を支持する。国際金融危機に直面している中、双方が経済貿易や観光などにおける協力を強化し、両国の関係発展を推し進めていく必要がある」と述べました。
これに対して、楊外相は、「中国政府がシリアとの伝統的な友情を重視し、シリアと共に各分野における協力をたえず進展していきたい。中国は、一貫してシリアの国家主権と領土を保全する正義の事業を支持し、シリアが国連の関連決議に基づいて一日も早く領土の統一を実現することを期待している」と述べました。(翻訳:KH)
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