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「安保理、朝鮮の打上げ問題で議長声明」

2009-04-14 16:32:21     cri    




















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 国連安保理は13日、朝鮮の打上げ問題について議長声明を採択し、朝鮮がこのほど行った打上げ活動を非難し、朝鮮にこれ以上の打上げをやめるよう求めました。この声明は、六カ国協議をいち早く再開し、朝鮮半島及び北東アジアの平和と安定を維持していくよう呼びかけ、それを支持していくよう求めました。

 国連安保理は13日、朝鮮の問題について正式会議を行い、15のメンバーが満場一致で議長声明を採択しました。この声明は、安保理は六カ国協議をいち早く再開させるよう呼びかけ、六カ国が2005年9月19日に合意した共同声明、及びその後達した共通認識文書を全面的に執行し、朝鮮半島と北東アジア地区の平和と安定を守っていくよう促しました。

 中国の張業遂国連大使は会議の後、「安保理の反応は、朝鮮半島と北東アジアの平和安定の大局に着眼すべきだ」と述べ、中国政府は安保理が朝鮮の打上げ問題についての決議を採択することを賛成せず、ましてや、朝鮮に対して新たな制裁を加えることも賛成しない」という中国の一貫した原則と立場を表明し、「安保理の反応に対するわれわれの立場は明確であり、一貫していることを強調しなければならない。つまり、安保理の反応は、慎重かつ適度であり、世界の平和と安定にプラスとなり、六カ国協議と朝鮮半島の非核化プロセスの維持にプラスとなり、また国際拡散防止システムの維持にプラスとなるものでなくてならない」と述べました。

 張業遂国連大使は関連各国に、敏感な時である今、冷静と自制を保つよう呼びかけ、これこそが国際社会と地域各国の共通の利益に合致するものだと強調し、「今は、非常に敏感な時である。各国は共に努力し、北東アジア地区の平和と安定を守っていかなければならない。これは域内諸国の利益だけでなく、国際社会の共通の利益にも合致するものだ」と話しています。

 安保理声明は、朝鮮の4月5日の打上げは、安保理が2006年に採択した1718号決議に背くことから、安保理はこれを非難し、朝鮮がこれ以上打上げ活動を行わないよう求めました。安保理はまた、平和と外交ルートで問題を解決していくよう呼びかけ、安保理のメンバーとその他の国連加盟メンバーに便宜を図り、対話を通じて平和な、全面的な解決案の採択を推し進めていくよう強調しました。

 アメリカのライス国連大使は、安保理が満場一致で議長声明を採択したことに喜びの意を表し、「日本と韓国も含め、安保理の各メンバーはたいへんな努力と協力により、最終的にこの力強い声明を採択した。これは積極的な成果だ」と述べました

 安保理の今月の議長国であるメキシコのヘラー国連大使も同じ意見を表明し、議長声明は現在のみならず、将来の朝鮮半島の平和と安定にも着眼しているとプラス的に評価し、「この議長声明は未来に着眼し、六カ国協議をいち早く再開するよう呼びかけている。六カ国協議は朝鮮半島の非核化プロセスの実現にに必要な重要な一部分であり、また、適切なモデルでもある」と述べました。

 国連のパンギムン事務総長も同日、声明を発表し、安保理が朝鮮の打上げ問題で満場一致で議長声明を採択したことに歓迎の意を示しました。

 パンギムン総長は、「議長声明は、朝鮮の打上げ行動に対する国際社会の一致した姿勢を伝えた」と述べ、足並みのそろったこの安保理の反応が朝鮮半島の核問題の平和解決に道筋をつけるよう期待しました。(翻訳:Yan)

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