中国の胡錦涛国家主席は1日ロンドンで、フランスのサルコジ大統領と会見しました。
席上、胡錦涛主席は、「中仏両国の国交樹立後45年を振り返ると、多くの重要かつ意義深いことが挙げられる。その中には最も大切な三つのことがある。それは、戦略的高度と長期的な角度で、両国関係を考え処理し、両国関係発展の方向性を把握しなければならないこと。双方が相互に尊重と平等の往来して、相手側の内政に交渉しないという原則と相手側の利益を尊重するということを踏まえ、双方の相違点と敏感な問題を適切に処理しなければならないこと。交流を深め、協力を強め、国際問題への対応で重要な役割を果たし、世界の平和と発展のために積極的に貢献していくべきだということだ」と述べました。
これに対してサルコジ大統領は、「両国関係がいかに変化しても、中国は一つしかなく、台湾とチベットは中国の切り離せない一部分であるという見解を堅持していく。両国が全面的な戦略パートナー関係を回復し、戦略的協力を再開したことに喜びを感じ、今後の両国関係が、政治、経済、外交など分野で安定し、かつ調和の取れた発展を遂げるよう期待している」と述べました。(翻訳:李軼豪)
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