中国の胡錦涛国家主席は1日ロンドンで、イギリスのブラウン首相と会談し、双方は、国際金融危機への対応、国際金融システムの改革の推進、両国関係の深化など幅広い点で共通の認識に達しています。
胡錦涛国家主席は、その際「国際金融危機はなおも広がり深刻になり、世界の金融市場は依然として揺れ動き、世界各国の経済が受ける影響は著しくなってきた。国際金融危機に対応し、世界経済の成長を回復させることは、国際社会が直面する課題となっている。中国は、イギリスが取っている金融危機対応策を賞賛し支持する。中国は責任を持つ態度で、イギリスを含む各国と共に、今回サミットが積極的な成果を収めるようにするため努力していく」と述べました。
これに対してブラウン首相は、「英中両国、及びサミット参加各国の共同の努力により、ロンドンサミットは国際金融市場の安定、世界経済の成長に対する刺激、国際金融機構の改革、新興経済国と発展途上国への援助などで実質的成果を収められると信じている。イギリスは、IMF(国際通貨基金)の資源を増やし、資金の流通を広げ、国際金融機構の改革を進めることを支持する」と述べました。(翻訳:李軼豪)
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