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李長春常務委員、日本の麻生太郎首相と会見

2009-03-30 20:31:13     cri    

 中国共産党中央政治局の李長春常務委員長は30日、東京で麻生太郎首相と会見しました。双方は中日戦略互恵関係の全面的な推進のほか、注目している問題について深く意見を交換しました。
李長春は麻生首相に胡錦涛主席と温家宝首相からのメッセージを伝えました。麻生首相は主要20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)で、胡主席との会見に期待し、温首相へのメッセージを伝えることを李長春常務委員に頼みました。

 李長春常務委員は、中日戦略互恵関係の発展のために、双方が4つの面で努力することを提案しました。1、中日関係の政治的な道道基礎を守り、相互信頼を強化すること。2、両国首脳の重要な合意を全力で実行し、各分野の協力を推進する。両国経済は相互補充する特長を踏まえ、経済貿易、特にエネルギー、省エネルギー、環境保護、金融などの分野の協力を確実に推進し、中日関係の発展のための原動力とすること。3、両国人民の根本的な利益を出発点にして、重大問題と突発的な事件に適切に対応し、両国友好協力の防げとなる行為を阻止すること。4、人文交流を強化し、民間交流を積極的に迫めること。

 李長春常務委員は国際金融危機が中国に与える影響と中国の対応措置を簡単に紹介しました。「中国経済と世界経済が結びつき、中国政府が経済成長を確保するために力強い措置をとることは、日本を含め各国に新たな発展の機会を提供することにつながる。中日が互恵協力の新時代をスタートさせることを希望し、地域と世界の景気回復に貢献する」と語りました。

 麻生首相は李長春常務委員の両国戦略互恵関係の発展の4つの提案を高く評価しました。「ここ2年で、両国のハイレベルの交流は日中双方の関係を好転させ、各分野の協力を促進し、共に大きなメリットを得ることになった。昨年、双方は『日中平和友好条約』締結30周年を記念し、両国人民の相互理解と友好を深めた」と述べました。

 麻生首相はまた、「金融危機は日中両国ハイレベルの協力を拡大させる重要な機会になっている。日本は中国経済による安定した発展と内需拡大への積極的な措置が、世界的な景気の回復に重要な意義をもっていると考えており、両国が国際金融システム改革などの世界と地域の問題について協力を強化することを希望する」と語りました。(翻訳:ken チェック:安藤)

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