会員登録

王岐山副首相、『ロンドン・タイムズ』で文章を発表

2009-03-30 14:14:36     cri    

 G20・主要20カ国・地域第2回金融サミットがまもなくロンドンで開かれますが、中国国務院の王岐山副首相はこのほど、イギリスの新聞『ロンドン・タイムズ』で文章を発表し、中国政府の原則と立場について説明しました。

 王岐山副首相は文章の中で、「金融危機が勃発して以来、中国は直ちに、内需拡大や経済システムの調整、国民生活の改善などを盛り込んだ包括的な対策を打ち出した。これらの措置は既に、その成果が現れている。現在、中国は依然として厳しい試練に直面している。内需拡大、雇用の確保、成長の維持などの目標を掲げていることだけでなく、世界経済の衰退、保護貿易主義などの外部要因も問題の解決をより困難なものにしている。中国は引き続き、力強い措置を取り、経済の安定成長を維持し、世界的な景気の回復に貢献するよう努力していく」と述べました。

 当面の問題について、王岐山副首相は、「国際社会はマクロ経済政策の協調を強化すべきだ。国際社会は経済グローバル化という流れを正確に捉え、いかなる保護貿易主義にも反対しなければならない。同時に、国際金融システムの改革を推進し、国際金融機構の管理体制を調整し、発展途上国の地位を引き上げることも重要だ。サミットはこれらの原則に従って、改革の目標やスケジュールを制定すべきだ。また、金融市場と関連機構への監督管理を強化し、監督管理面での地域間と国際的な協力を強め、同じような危機の再発を防ぐべきだ」と指摘しました。

(翻訳:洋 チェック:安藤)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS