4月1日から2日にかけて、G20主要20カ国・地域の第2回金融サミットがイギリスのロンドンで開かれます。中国の謝旭人財政相がこのほど、記者のインタビューに答えた際「中国はただちに一連の政策を出し、経済の安定した成長を促したほか、国際社会とともに金融支援計画に協力している。中国はIMF・国際通貨基金とADB・アジア開発銀行の増資を支援することによって、新興市場と発展途上国の金融危機への対応力の強化や、東アジア地域の資金協力を促進した」と明らかにしました。

　謝旭人財政相はまた「国際金融危機によって現在の国際金融システムの欠点が明らかになった。国際社会はIMFや、世界銀行などの国際金融機構の改革を推し進め、改革案をできるだけはやく定める一方で、発展途上国の発言力を強くするべきだ」と語りました。

　なお、謝旭人財政相は「国際通貨システムの多角化を速め、複数の通貨を用いることで、ともに国際通貨システムの安定を保っていくよう」呼びかけました。（03/30　翻訳：Yin　専門家：安藤）