北京市の統計局は19日、「北京市住民の時間利用状況報告書」を公表しました。住民の2008年の平均通勤時間は70分で、20年前と比べると16分間増加しました。
報告によりますと、2008年住民の平均労働時間は5時間55分で、20年前より43分間減少しました。北京市統計局は、この状況について「平均労働日の減少や住所と会社の距離の増大、交通渋滞の頻発が今の労働時間の減少と通勤時間の増加につながった主要な要因だ」と示しました。専門家は「交通手段の変化を考慮すると、通勤時間の増加は16分以上に及ぶ」と述べました。
また、報告は「男性は職場で働く時間は女性より多い。男性の平均労働時間は6時間39分で、女性は5時間40分だ。家事労働では、男性は1時間23分で、女性は3時間11分だ」と指摘しています。
この報告は、都市部住民の食事時間や自由時間、テレビを見る時間なども含まれています。(万、金井)
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