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マダガスカル、反政府武装勢力が大統領府を占拠

2009-03-17 16:19:32     cri    

 アフリカ南東部の島国マダガスカルでは、反政府武装勢力が16日夕方、首都アンタナナリボの中心部にある大統領府を占拠しました。その際、反政府武装勢力の部隊がロケット弾を発射し、そのうちの一発が大統領府付近の銀行に命中しました。

 現地時間の16日夜、反政府武装勢力がアンタナナリボの中心部にある大統領府に対する攻撃を始めました。反政府武装勢力の部隊は2発のロケット弾を発射した後、大統領府の守備部隊への威嚇射撃を行い、投降を求めました。武装勢力の、大統領府付近に待機していた2台の装甲車は、大統領府の鉄鋼製の門を破壊し、大統領府に突入しました。このとき、ラヴァルマナナ大統領は大統領府内にはいませんでした。

 反政府武装勢力の指揮者であるマダガスカル武装部隊の総参謀長官は、16日の記者会見で、「アンタナナリボのラジョエリナ市長が当面の危機を解決できれば、部隊全員が彼を支持する」とし、「9割の将兵は、ラジョエリナ氏が次期大統領に就任することに賛成する」と明らかにしました。

 同じ日、ラヴァルマナナ大統領が国民投票を実施して、現在の政治的な危機を解決するという提案をしましたが、反政府勢力のリーダーであるラジョエリナ氏はこの提案を拒否し、大統領の逮捕を主張し、部隊が自分の命令に従うよう呼びかけました。(翻訳:KH)

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